裏罫とは、活版印刷において使用される特定のタイプの罫線のことです。この罫線は、太さが1ポイント(約0.3514mm)または約0.4612mmの金属板(鉛合金、亜鉛、アルミなど)に刻まれたものです。活版印刷の際、金属板の片側を薄く削ることによって、表側が細い罫線、裏側が太い罫線になります。表側の細い罫線に対して、裏側の太い方の罫線を使用するため、これが「裏罫」と呼ばれます。裏罫は、印刷物のデザインや構造において、特にノートや帳簿などで使用されることが多く、罫線を使って文字や内容を整理する役割を果たします。
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