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へんちょう

変丁(ふんどし)

misnested section

変丁(ふんどし)

変丁とは、製本工程において折丁が正しく重ならず、誤った位置で綴じられてしまう不良のことです。
特に中とじ製本で見られ、ページ順序が崩れたり、読みにくい冊子になる重大な品質トラブルの一種です。

主な原因のひとつは、1枚ラップ構成の折丁において、ラップ部分を機械が正しくつかめなかった場合です。通常、折丁の端に設けられた「ラップ」と呼ばれる咬えしろを自動機がつかんで開き、鞍掛けして丁合していきますが、ラップが1枚分しかない構成では、ラップ爪のタイミングがずれると、正規の位置で丁合できず、折丁が開かれないまま次の折丁と横に並んで綴じられてしまうことがあります。これは、枚葉印刷からの折丁作成時に面付けの都合でラップが1枚しか確保できないケースなどに起こりやすく、特にラップ爪の話すタイミングを手動で調整している場合に発生のリスクが高まります。

また、ズレ・たれ検査装置の設定不良も変丁の要因となります。誤検出や検出漏れがあると、姿勢不良の折丁がそのまま搬送され、検出されずに綴じられてしまうことがあります。

変丁は機械的な誤動作や設定ミスが原因で発生するため、ラップ処理や検査装置の精度管理を徹底し、折丁ごとの姿勢確認や通紙動作の安定化が求められます。

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