top of page

ふくしゃし
複写紙
Carbon Copy Paper
■
複写紙
複写紙とは、文字や図を一度書いたり印刷したりすると、その内容が複製できる特性を持つ紙のことです。
一般的には、主に事務処理や帳簿、契約書などで使用され、同じ内容を何枚かの紙に同時に転写できることが特徴です。複写紙は通常、特別なインクや薬剤を使って、下の用紙に内容を写し取ることができます。
複写紙は、カーボン紙とノーカーボン紙の2つのタイプに分けられます。カーボン紙は、文字や図を描くことで下の紙に黒いインクが転写される仕組みで、一般的に黒色のインクを使用します。このタイプの複写紙は、書く力によって転写されるため、力の加減に注意が必要です。
一方、ノーカーボン紙は、カーボン紙とは異なり、あらかじめ複写インクが紙に施されています。このため、書くとそのインクがすぐに下の紙に転写され、カーボン紙よりもスムーズに複写できます。ノーカーボン紙は、複写の精度や転写速度が速く、また手が汚れにくいため、事務作業や書類作成において広く利用されています。
例えば、事務作業で複数のコピーを取る必要がある場合、複写紙を使用することで、手間をかけずに同時に数枚のコピーを作成することができます。この特性を活かして、契約書の控えや領収書、発送伝票など、複数枚の書類を一度に印刷できるため、効率的な作業が可能となります。
複写紙は、複写の精度や耐久性、発色の良さを重視する場合、さらなる特殊処理が施された製品も存在します。また、コピーの色や鮮明さを調整するために、インクや薬剤の種類を変えることも可能です。
今週の人気用語ランキング
1
Add a Title
1
Add a Title
1
Add a Title
1
Add a Title
1
Add a Title
ご利用にあたって
印刷製本用語オンライン辞典とは
bottom of page