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たいこうぺーじ
対向ページ
Facing pages
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対向ページ
対向ページとは、冊子を構成する折丁内で、隣り合う偶数ページと奇数ページの組み合わせを指します。
例えば、16ページの冊子の場合、1ページと16ページ、2ページと15ページが対向ページにあたります。この配置は、折丁を折り込んだ際に正しいページ順を実現するために工夫されています。印刷物が完成するまでの工程では、対向ページが正確に設計されていることが重要です。
冊子印刷では、1枚の用紙に複数のページを効率よく印刷する「面付け」が行われます。この際、対向ページの配置が正確であることで、折りや断裁、綴じ加工を経ても正しいページ順が保たれます。対向ページは、印刷から製本に至る一連の工程をスムーズに進めるための重要な概念です。適切な配置により、ページ順や冊子の品質が確保されます。