top of page

てんのり
天糊
Top Edge Gluing
天糊
天のりとは、伝票や便箋などを1枚ずつ切り離して使用できるように、用紙の上端(天側)を糊で固めて仕上げる製本方法の一つです。
この方式では、複数枚の印刷物を揃えて束ねたうえで天側を接着剤で固定し、使用時に1枚ずつ簡単に剥がせるようになっています。伝票や複写伝票、メモ用紙、便箋など、実用性を重視した文書類で広く利用されています。バラバラにならず、保管や持ち運びにも便利で、業務や事務処理の現場で重宝される製本形態です。
製本には専用の接着糊が使われ、機械または手作業で天側に均一に塗布されます。乾燥後には、必要に応じて表紙を付けたり、糊部分に薄い紙を貼って補強を加えることで、耐久性や仕上がりの美しさが高められます。また、完成後には2穴・4穴などの穴あけ加工が施され、ファイリングにも対応できるようになります。
天のりは、簡易かつ機能的な製本方法として、日常的に使われる印刷物を実用的にまとめるために広く用いられています。
今週の人気用語ランキング
1
読み込み中
1
読み込み中
1
読み込み中
1
読み込み中
1
読み込み中
ご利用にあたって
印刷製本用語オンライン辞典とは
bottom of page