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まえあてとび
前あてトビ
Front Guide Offset
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前あてトビ
前当てトビとは、印刷機で用紙が前当てや横針に正確に当たらないことで、印刷位置がずれてしまう現象を指します。
この問題は、用紙の積み方、用紙自体のクセ、フィーダの調整不足などが原 因で発生します。印刷時には正確な見当(位置合わせ)が重要ですが、前当てトビや横針トビが起きると、その精度が損なわれ、仕上がりに影響を及ぼします。
この現象は、見た目では問題がなくても、印刷物が用紙ごとに微妙にずれているため、後加工で問題を引き起こす場合があります。例えば、金箔押しやエンボス加工のような工程では、前当てトビがあると、加工位置がずれてしまい、デザインが崩れる原因となります。特に、毛抜き合わせのデザインでは、こうしたズレが致命的な欠陥となる場合もあります。
前当てトビを防ぐためには、印刷前に用紙を正確に積み重ねること、用紙のクセを事前に確認して処理すること、フィーダの調整を適切に行うことが重要です。これらの対策を徹底することで、印刷位置のズレを最小限に抑え、高品質な印刷物を作成することが可能になります。
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