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なかとじ
中綴じ
Saddle Stitching
中綴じ
中綴じとは、印刷物を中央で折りたたみ、その折り目に沿ってホッチキスや糸で綴じる製本方法です。
一般的に冊子や小冊子、パンフレットなどで広く用いられる技法で、全体がコンパクトにまとまりやすいのが特徴です。中綴じは、1枚の用紙を折りたたむことで4ページを構成し、その複数枚を重ねて綴じる形式のため、ページ数が少ない印刷物に適しています。
この製本方法の利点は、コストが比較的低く、軽量で持ち運びやすい点にあります。また、中央で折り込むため、ページがしっかりと開きやすく、読みやすさが確保されるのも特徴です。さらに、表紙と本文が一体化して仕上がるため、統一感のあるデザインが可能です。雑誌やカタログ、プログラム冊子などでもよく見られます。
中綴じは通常、総ページ数が40ページ程度までが目安ですが、用紙の種類や厚みによっては最大で80ページ程度まで対応可能です。しかし、ページ数が増えると、折り目が浮いてきたり、用紙が厚すぎると一度に折りたためなくなる場合もあるため、注意が必要です。
他の綴じ方法には、背綴じ(平綴じ)や糸綴じ、ワイヤー綴じなどがあります。背綴じはページを背中で綴じる方法で、特にページ数が多い書籍やカタログに用いられます。糸綴じは、高級な印刷物や書籍で使用され、丈夫でしっかりとした仕上がりになります。ワイヤー綴じは、複数ページを金属ワイヤーで綴じる方法で、特にノートやカレンダーなどでよく使われます。各綴じ方法は、用途やデザインに応じて選ばれ、印刷物の仕上がりや耐久性に大きな影響を与えます。
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