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げたぱれっと
下駄パレット
Block pallet
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下駄パレット
下駄パレットとは、スキッドと呼ばれる簡易的な荷役台の一種で、輸送や保管の際に貨物を載せるための構造物です。
一般的なパレットとは異なり、板が片面にしかなく、下側に「下駄」と呼ばれる桟木が取り付けられているのが特徴です。このため、上下両面を使うことはできず、常に下駄側が下になります。スキッドや腰下とも呼ばれ、主に重量物の一体輸送や運送時の簡易な固定に使われます。
印刷業界では、ハンドリフトによる移動作業の効率を高める目的で、パレットの下に下駄パレットを組み合わせて使用することが一般的です。とくに平判紙の流通においては、王子製紙、大王製紙、日本製紙などのメーカー名が入った木製パレットに積載された形で出荷されることが多く、用途に応じてパレットサイズも多様です。
代表的な規格サイズとして、A版(625×880)、菊版(636×939)、B版(765×1085)、四六版(788×1091)、L版(800×1100)、ハトロン版(900×1200)などがあり、洋紙と板紙では使用されるパレットの寸法も異なります。また、コピー用紙などでは国内産・輸入品によりパレットサイズが変わり、L版とハトロン版の中間程度のサイズになることが多く見られます。
このように下駄パレットは、移動性の確保や作業効率向上に加え、紙製品の流通形態に適応する荷材として、印刷業界で広く活用されています。
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